安くて可愛い韓国コスメ。
持っているだけで、るんるんできる韓国コスメ。
- でも、「安全性」はどうなの?
- 韓国コスメ怖くない?
- 偽物が出回ってる噂もあるけど…
本記事ではこんな疑問に答えていきます。

私も最初は韓国コスメ気になるけどなんだか怖い!と思っていた一人です。
なぜ「韓国コスメは危険」と言われるのか?
韓国コスメが危険と言われているのには、以下の理由があります。
- 価格が安すぎるけど、大丈夫?
- 過去に成分について問題が報道されていたけど…?
- 韓国人は韓国コスメを使わないと聞いた
それぞれ詳しく説明していきます。
価格が安すぎて「粗悪品では?」と疑われやすい
韓国コスメは、日本のコスメと比べて価格が安く、手軽に購入できる商品が多いのが特徴です。
価格が安い=粗悪な成分が使われているのではないか、と心配になる人も多くいるようです。
でも、韓国コスメが安いのには3つ理由があります。
① 【政府の戦略支援によりコストを抑えられている】
韓国政府はK-ビューティーを国家ブランド戦略として支援しており、化粧品企業に対して開発費・輸出費・海外プロモーションへの補助金を提供しています。
これにより、品質を落とさず価格を抑えることが可能となっています。
② 【人件費や宣伝費の最適化でコスト削減】
韓国の多くのブランドは、実店舗を持たずオンライン通販に特化しています。
加えて、自社でのマーケティング(SNS活用)やデザイン力により、広告代理店を使わずにコストを削減した分、製品にかけるコストを増やし、価格は安くても中身はしっかりしているという構造です。
③ 【製品原価の仕組みによるもの】
韓国に限らず、化粧品の原価は一般的に販売価格の20〜30%程度と言われており、ブランド戦略や流通の工夫次第でかなりの価格調整が可能です。
つまり、「安い=粗悪」ではなく、安く売る仕組みを作れているだけという事実です。
発がん性物質・界面活性剤など過去の報道が影響
韓国コスメに対して
「発がん性物質が含まれているのでは?」
「界面活性剤が肌に悪そう」
といった不安の声があるのは事実です。
しかし、日本で正式に販売されている韓国コスメは、すべて「薬機法」という日本の厳しい法律に基づいてチェックされているため、安心して使用できます。
また、韓国国内でも化粧品法が整備され、発がん性が懸念される成分(PFASなど)や刺激の強い界面活性剤は、現在多くのブランドで使用が見直されています。
実際に問題が報道されたケースはごく一部の製品で、多くの大手ブランド(Dr.Jart+、CNP、TIRTIRなど)は敏感肌対応の処方やフリー設計(無添加)を採用しており、リピーターも非常に多いと言われています。
「韓国人は韓国コスメを使わない」という噂も
「韓国人って自国のコスメを使わないらしい…」
そんな噂、私も聞いたことがあります。でも実はこれ、一部の誤解や情報の切り取りが広まったものなんです。
実際には、韓国国内のドラッグストアやオリーブヤング(韓国版マツキヨ)などでは、韓国コスメが圧倒的なシェアを占めていて、若い女性はもちろん、男性にも広く使われています。
韓国のSNSやレビューアプリ「ファへ(화해)」でも、韓国コスメの評価や口コミが毎日大量に更新されており、信頼されているからこそ使われ続けていることが分かります。
たしかに「高級品は海外ブランドを使う」という傾向は一部にありますが、それは日本でも同じですよね。
日常使いのスキンケアやベースメイクには、韓国コスメが選ばれているのが現実です。
韓国でも日本でも良いものは使う、合わなければ他を探すという当たり前の選択があるだけです。
日本と韓国では「安全基準」がどう違うの?
比較項目 | 日本(薬機法) | 韓国(化粧品法) |
---|---|---|
適用法律 | 薬機法 (旧:薬事法) | 化粧品法 (1999年制定、2015年までに16回改正) |
分類制度 | 医薬部外品あり (美白・ニキビ・シミなど効果を認める製品) | 医薬部外品のような制度はなく 「機能性化粧品」で緩やかに区分 |
審査の厳しさ | 厚労省が成分・効果・安全性を 厳格にチェック | 一定の成分に対してのみ申請制、 審査対象が限定的 |
広告表現 | ビフォーアフター、 医療用語の使用は禁止 | 誇張表現が使われるケースもあり (実際には違法な場合も) |
成分表示 | 日本語表示義務あり /全成分開示が基本 | 表示は韓国語のみでもOK、 輸出向けの表記が曖昧なことも |
日本と韓国では化粧品に対する法律や基準が異なりますが、日本国内で販売されている韓国コスメはすべて「薬機法」に基づいて審査されているため、一定の安全性が保たれています。
一方、韓国では「化粧品法」に基づき、より自由な表現や成分使用が可能なため、商品によっては刺激が強いこともあります。
とくに広告表現では、日本では禁止されているビフォーアフター写真や「再生」「治療」といった言葉が使われていることもあります。だからこそ、購入時には「どこで販売されているか」「どのルートで輸入されたか」を確認し、日本語で成分表記がある正規品を選ぶことが大切です。
信頼できる韓国コスメはこう見分ける!
チェック項目 | 見分け方のポイント | 注意すべきこと |
---|---|---|
正規輸入品かどうか | 日本の正規代理店・ 公式ショップから購入する | 並行輸入品や個人輸入は 薬機法対象外になることも |
成分表示が日本語か | 商品パッケージやラベルに 日本語で全成分が記載されている | 表記が韓国語のみの場合は 「個人輸入扱い」の可能性あり |
偽物やコピー品 に注意 | 極端に安い価格/出品者情報が不明な ECサイトやフリマアプリは避ける | 偽物は見た目がそっくりでも 成分が粗悪なことがある |
韓国コスメを安全に選ぶには、「どこで、なにを買うか」がとても重要です。
特に気をつけたいのは「並行輸入品」や「個人輸入品」
これらは日本の薬機法の対象外で、安全性や成分表示が曖昧なこともあります。
また、パッケージがそっくりな偽物もネット上には多く流通しており、極端に安い商品や出品者情報が不明なサイトには注意が必要です。
成分表示が日本語でしっかり記載されているか、Qoo10の公式ショップやAmazonの正規販売ルートなど、信頼できる購入先を選ぶことが、肌トラブルを防ぐ一番の近道です。
美容のプロはこう考える!韓国コスメ vs 国産化粧品
比較項目 | 韓国コスメの特徴 | 国産化粧品の特徴 |
---|---|---|
デザイン性 | おしゃれ・統一感がありSNS映えする。 洗面台にも映える。 | ドラッグストア向けの派手なデザインが多く、 やや古く感じることも。 |
価格とコスパ | 国の支援政策により 高品質なのに価格が安い。 | 技術力や安全性へのこだわりがあるぶん、 価格はやや高め。 |
技術力 | 最近は成分の濃度や処方にも注力しているが、 日本ほどの繊細さはない | IFSCC世界1位の実績。 成分のバランスや効果の出し方が緻密。 |
安全性 | 「機能性化粧品」制度により、 効果はあるが審査基準は日本よりやや緩い | 医薬部外品制度により厳格な試験が必須。 敏感肌でも安心感が高い。 |
広告力 | インフルエンサー活用 ビフォーアフター表現などが得意。 | 薬機法の制約があるため、 魅力的な表現には限界がある。 |
おすすめ度 | トレンド・価格重視なら 韓国コスメがおすすめ。 | 敏感肌や安全性重視なら 国産化粧品がおすすめ。 |
韓国コスメはデザイン性やトレンドの反映が早く、価格も抑えめで手に取りやすいのが魅力です。
一方、国産は技術力や安全性において世界的にも高く評価されており、特に敏感肌や成分にこだわる人には安心感があります。
- 韓国は機能性やコスパ重視
- 日本は信頼性や肌へのやさしさ重視
だからこそ「何を優先するか」が選び方のポイント。肌質やライフスタイルに合わせて、両者を使い分けるのもおすすめです。
おすすめの「安全な」韓国ブランドまとめ(一部)
ブランド名 | 特徴(安心ポイント) |
---|---|
Dr.Jart+ | 皮膚科発のドクターズコスメ。 敏感肌向けラインが充実。 |
TIRTIR | 赤クッションで話題。 日本限定カラーやQoo10公式ストアもあり。 |
CNP Laboratory | 韓国の有名皮膚科発。 プロポリスアンプルがロングセラー。 |
MEDIHEAL | シートマスクの代表格。 品質&保湿力ともに高評価。 |
rom&nd | リップやチークなどメイクアップ系が豊富。 Z世代にも大人気。 |




















【まとめ】韓国コスメは「選び方次第」で安心して使える!
韓国コスメは、選び方さえ間違えなければ、コスパも品質も本当に優秀。
怪しい個人輸入品や成分が不明な製品に手を出さず、正しい知識を持って“安全なブランド”を選ぶことが大切です。
敏感肌の方や初めて挑戦する人は、まずは「日本で正規販売されている商品」からスタートするのがおすすめです。



私自身も最初はちょっと不安でしたが、成分や販売ルートをきちんと調べるようになってからは、すっかり韓国コスメのファンになりました✨️




















コメント